＜2014年を振り返る＞

 昨年度は、20世紀型の経済対策と言われるアベノミクスが失敗に終わったのも束の間、猛スピードで2015年へ突入しました。

これからの日本は、歳出削減、若しくは増税になることと思われますが、日本の歳費は全体の約56%が国債と社会保障費の為、地方交付税の交付額削減や国策が延期されるなど、難しい課題が多く残されております。

こうした中、消費増税が1年半延期（2017年4月）されましたが、後に20%前後まで引き上がるであろう未来へ、政府はどのような対策をとって行くのか、国民1人1人が切実な想いでいることと思います。

日本人は世界一資産がありながらも、そのうち約3割を預貯金に回している事実が、世界一老後に不安を抱えている民族のような気がしてなりません。

今年1月に相続税の改正があり、各金融機関で開かれたセミナーが大好評であったとの事でしたが、可処分所得が全ての世代で約10年間減少していることから、親から子へ資産移譲が進むことにより、格差を埋めるという意味では、これからの数年間は景気回復への動きが進む可能性もあります。

中小企業を中心に支えている十勝圏では、メリットの少ない円安が企業の収益を圧迫させ、その影響が多大になってくる事から、今後1年1年をどのように考え、より臨機応変な対応をしていけるかが争点となりそうです。

 

 

＜仕事始め・本年度の課題＞

 

約1週間の貴重なお正月休みも過ぎ去り、本日より、通常営業を開始しました。

 

皆様は、お正月休みはいかがお過ごしでしたでしょうか 🙂

 

私事で恐縮ですが、初詣に行くことが一年の始まりを実感します。今年は少し奮発して千円札を投入し、念入りに拝んで参りました 😆 　今年も1年、楽しく仕事を進めていけたらと思っております。

 

毎年、会社や自分自身が去年と比較し成長できているのか自問自答しておりますが、現状を振り返る事が、時には大切であると感じます。

 

本年度は、『1日1歩の成長』を念頭に入れ、個人だけでなく、組織としての連携を最重要課題として、進めていきたく思っております。

 

『人は１人では何も成し遂げることができない』と良く耳にしますが、少数のメンバーで成長を続けていくことには、連携（チームワーク）が上手くいってるかの点に尽きるのではないかと思います。

 

人は目標がなくなると、悲しいことに楽をすることを考え始めるもの。世の成功している方達に共通していることは、『いかなる場合でも、前を向いて努力を継続していた』『自分のキャパを超える時は、それを成し遂げる為に、パワーパートナーを作ることが必要である』など、数多くの著名人も言っておられる様に、普通の考え方・行動では、成長はできないと言うことです。世の中の常識とか、こうあるべきだと言われる固定概念を打ち破り、新しい発想を生み次々とトライしていく。失敗しても挫けることなく、又、新しい挑戦をしていく。

 

パワーパートナーと言われる自分の良き理解者（同志）は、なにも狭い会社の中で見つける必要はないのです 🙂 　会社の外を見渡してみますと、案外近くに想いや考え方を分かち合える人達が沢山いることに気付くはずです。

 

 『Time　is   Money』と言われる言葉がある様に、私たちも時間を有効に使える様、日々向き合っていくことが必要です。

 

会社（組織）となれば、連携（チームワーク）を維持・発展させていくことが最大の武器となり、仕事への限界を設けることがなくなります。各1人1人がそこに目を向けることが出来るのならば、組織しての強みと未来への布石になることでしょう。なかなか、簡単にできることではないからこそ、それを目標に強く願うことは、とても大切なことであると信じてやみません。

 

今年も1年間、皆で頑張って参りますので、どうぞ、よろしくお願い致します。