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2015.06
18

第2回♪ 十勝の省エネ基準『数値』が変わる! 低炭素基準とは・・・!?

カテゴリー:未分類  

十勝版 低炭素基準の家 & デザイナーズ賃貸

 

第1回目は、これからの省エネ基準の新しい指標となる『UA値』のご紹介をはじめ、燃費の良い家にする為に、どうしたら良いのか?? についての方向性(基準値や算出方法)を

お伝えいたしました 🙂

外皮平均熱貫流率UA値)、冷房期の平均日射取得率 等。

 

それに加えて、『太陽光発電や省エネ設備の効果も評価すること』又、『床面積や、そこに住まわれる人数も考慮して計算する』などは、その点、旧基準とは大きく異なるんですね 🙂

 

第2回目は、新基準が示す方向性と、旧基準と比較した際に、どのように変わるのかを、より具体的にお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

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出展:下記画像等は、LIXIL様HP、並びに、国土交通省、経済産業省の掲載データより抜粋致しております。

断熱性能についても、これまでとは違う指標が採用されました。
とはいえ、より公平に評価するための見直しなので、求められる性能のレベルは次世代省エネ基準とさほど変わりません。
その具体的な変更点と特長をご説明しましょう。

 

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次世代省エネ基準は、性能規定に相当する判断基準と、仕様規定に相当する設計施工指針に分かれていましたが、新しい省エネ基準では、これまで年間暖冷房負荷、Q値(熱損失係数)、μ値(夏期日射取得係数)などで評価していた断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)ηAS値(冷房期の平均日射熱取得率)だけで評価することになります。
●数値記号の読み方 μ=ミュー η=イータ

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これまでのQ値やμ値は床面積あたりの数値ですが、UA値とηAS値は外皮面積あたりの数値。Q値やμ値では、 床面積の割に外皮面積が増える小さな住宅や複雑な形の住宅は、高いレベルの断熱を施さなければ基準をクリアできないため、これまでは補正が必要でした。
この基準が変わり、さらに一次エネルギー消費量の評価が加わることで、住宅の大きさや形による不公平感が解消されることになります。
●数値記号の読み方 μ=ミュー η=イータ

Q値の課題を解消するUA

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新しい省エネ基準では設計施工指針がなくなるため、これまで設計施工指針を頼りに次世代省エネ基準に取り組んできた事業者の多くは、対応に不安があるかもしれません。
特に面倒なのが、新しく採用された一次エネルギー消費量の算定。
この点については国も考慮していて、インターネット上で公開する計算ソフトを準備しています。
この他、さまざまな講習会や解説書も含めて、施行へ向けた準備は着々と整っています。

第2回ここが変わる省エネ基準

 

 

次回は、ラスト第3回目~をお伝えしてまいります 🙂