6月に入ってから、現場進捗やアフターメンテナンスの合間をみて、未来型高性能住宅の研究をしております(*^^*ゞ
先日は、メーカー様の担当の方とやり取りの中で、「後に役立つヒント」がありました。
【次世代型スペツク】
1.断熱仕様(2×6工法:W断熱)
デメリツト→外張り断熱の厚みを30㎜以上にすると仮定。
結果は、外壁材が大地震時に剥がれ落ちる可能性が高まる。
よって、25~30㎜の厚みが望ましい。
メリツト→低炭素住宅の認定を取れる。これは、家の燃費の向上と、低炭素(住宅ローン控除額のメリツト)
これは、10年間で最大400万円の税額控除が受けられますよ
という事です。
一般的には、この制度は多くの条件があり、大多数の方は150万円~200万円程度になる事が多い。
2.太陽光発電(最低グレード2~3㌔)
を搭載しているパターン。
これは、お金の無駄使いに終わる可能性が高いので、オススメしません( ̄0 ̄;
オススメ→5~10㌔
※10㌔クラスは、ゼロエネルギー住宅に匹敵する。
その他は、蓄電池システムなど。
弊社でも、現在調査している魅力ある商品のひとつ。
※補助金の額と全体の融資額次第では、充分検討する価値あり。
3.地中熱ヒートポンプ
現在調査中のシステムです。
・敷地内にボーリング(穴掘り:
深さ80メートル~100メートル)
地中は、外気温に影響されない事から、1年を通して快適な暮らしを約束してくれる。
問題は、穴掘り費用と各種設備工事が高め。また、冷暖房及び給湯、換気システムまで一体に出来る事より、実際の試験データでも超高気密・高断熱住宅でなければ、お金を捨てる事になるかもしれない(*_*)
近い将来、自宅で実験的に採用し、データ次第では、標準アイテムにしようと思います。
4.ハイブリツド給湯・暖房
現在、勝毎ホームセンターなどで宣伝公開中。
これは、電気とガスのコラボ。(名前の通り)
デメリツト→設備の価格が割高。
・床暖房とガス配管のコラボ。元を取るのに、10数年は要する。但し、基礎の中を超高断熱化する事により、床暖房を実際に使わなくても床上を適温に出来れば、暖房費は相当お得になりそう(^-^)
補助暖房のパネルヒーターの使い方次第になりそう。